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書籍「為替がわかると経済が見える」から学ぶ

チェースマンハッタン銀行、ロイヤルバンクオブスコットランドで外国為替ディーラーとして活躍してきた山岡和雅(やまおかかずお)さんの「為替がわかると経済が見える」という本を読みました。

「為替の基本」「為替変動の歴史と事件」「世界各国の特徴」などが非常に分かりやすく書かれているので、「FXに挑戦したい人」「世界経済にはイマイチ詳しくない人」には、かなりオススメの1冊です。

入門書なので「購買力平価説・金利平価説・リスク値」などによる合理的な為替価格の考え方については詳しく書かれていませんでした。そのあたりは「素人だから勝てる外貨投資の秘訣」あたりを読むことをおすすめします。

――― この本を読んで私が考えた3つのこと ―――

(1) ドル危機と中国の方針に注意

過去を振り返ると「プラザ合意により大幅な円高が進んだ」という歴史があるが、中国は日本のように素直にアメリカを助けるとは思えません。しかし、中国にとっても米国債がチャラになるのは望まないところです。これからの数年はアメリカと中国から目が離せません。

(2) このままではユーロが危ない(ユーロ崩壊の可能性)

複数の国が同じ通貨を使うことは「金融政策」「利害関係」で無理があります。過去にはドルペッグ制を採用していたアジア各国が、アメリカの「強い通貨政策」により一気にアジア通貨危機に陥り、変動相場制の導入を余儀なくされています。

(3) 円の安全性と安定感

「日本銀行と政府の方針」「日本人の国民性」から考えると円デフォルトの可能性は極めて低く、近年では急速な「工場の海外移転」により円相場変動によるリスク対策も高まっています。

――― 気になった内容 ―――

◎外貨為替市場の規模は2001年から2010年までの間で、3倍以上に膨れ上がっている。

(主に投機的取引です)

◎先進国ではここ数年「相場は市場が決める」が共通認識となっており、介入には否定的。

◎外貨為替取引は「貿易にともない発生する経常取引」「海外への投資にともなう資本取引」「売買差益の獲得を狙う投機的取引」に分けられる。

◎短期の変動は投機的取引、長期の変動は経常取引が大きく影響する。

◎金利差を狙った円キャリー取引ですが、今は金利差が縮小されたため旨みは少ない。

◎今の時代、日本だけを見て投資することはリスクが高い。

◎米ドルとユーロは逆相関の動きが目立つようになった。

(今は両エリアの通貨危機による、円の危機回避高が目立ちます)

◎ユーロは「経済状況がまるで違う国々が、金融政策を統一しなければならない」という脆弱性をもつ。

◎イギリスはインフレ抑制の姿勢が強い。また。インフレターゲット(目標2%)を採用している。

◎スイスフランは避難通過としての役割を持つ。

◎新興国には「大きな事件」や「政権交代による法律の大幅変更」など、先進国では考えられないようなことが起こりえる。

2011年12月08日

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