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TOB投資でTOBプレミアム50%を当てる方法

TOBによる株価上昇が気になったため、色々な角度から調べてみることにしました。

――― TOBとMBOってなに? ―――

TOB(株式公開買付け)とは、「買付け期間・買取り株数・価格」を公示し、市場から株式を集めることです。一般に経営権の取得を目的としています。買収先が賛同している友好的TOBと、買収先が反対している敵対的TOBに分けられます。

また、MBO(マネジメントバイアウト) は、経営陣による自社買収を指します。

――― TOBの件数 ―――

[2007年]
全TOB 102件(MBO 15件 / 敵対的TOB 5件 / 不成立 4件)
[2008年]
全TOB 78件(MBO 16件 / 敵対的TOB 2件 / 不成立 3件)
[2009年]
全TOB 79件(MBO 18件 / 敵対的TOB 0件 / 不成立 0件)
[2010年]
全TOB 59件(MBO 13件 / 敵対的TOB 0件 / 不成立 0件)
[2011年]
全TOB 50件(MBO 17件 / 敵対的TOB 1件 / 不成立 0件)

※2011年は11月12日までのデータ

毎年多くのTOBが行なわれていますが、年々減ってきているようです。近年はTOB全体におけるMBOの比率が増えています。

――― TOBの発表日 ―――

特に決まりはありませんが、MBO(経営陣による自社買収)の場合は決算(本決算・中間決算)に合わせて発表されることが多いようです。

――― TOB銘柄は儲かるの? ―――

TOBによる値上がり幅を「TOBプレミアム」と呼びます。TOBプレミアムは近年のデータですと平均50%程度で推移しています。約1.5倍!TOB対象銘柄を事前に仕込んでおけば儲かりますね。

――― TOB銘柄が多い業種 ―――

調査対象:2011年のTOB銘柄 50件

・サービス 9件
・小売 7件
・通信 6件
・卸売 4件
・不動産 4件

上記5業種で60%を占めます。固定資産比率が低く、フットワークの軽い業種が多いようです。

――― TOB銘柄が多い企業規模(時価総額) ―――

調査対象:2011年のTOB銘柄 50件
条件:TOB発表後の株価からプレミアム40%を引いた金額

・時価総額50億円以下が30件
・時価総額51億円〜300億円が14件
・時価総額301億円〜800億円が6件
・時価総額801億円以上は0件

時価総額300億円以下で全体の88%を占めます。さらに時価総額50億円以下だけで全体の60%です。小型銘柄は狙い目です。

――― TOB銘柄が多い市場 ―――

調査対象:2011年のTOB銘柄 50件

・東証1部 13件(約0.9%)
・東証2部 6件(約1.5%)
・大証2部 4件(約2.1%)
・ジャスダック 20件(約4.1%)
・マザーズ 6件(約3.3%)

東証は低確率。ジャスダックとマザーズが圧倒的に高確率です。それでも25〜30銘柄に1銘柄なので狙って当てることは難しいと思います。

――― TOB銘柄を当てる方法 ―――

「時価総額50億円以下」「ジャスダック or マザーズ」「業種的な特性を考慮する」という条件を意識すれば、年5%程度まで確率を上げることができると思います。つまり、条件に当てはまる20銘柄を保有すればほぼ当たります。

ただし、1銘柄あたりの年2.5%のプレミアムとなるので、あまり美味しい勝負とは言えません。

――― 最近のTOB&MBO(一部) ―――

◎カラカミ観光(ジャスダック)
・発表日:11月7日(中間決算発表日)
・方式:MBO 120円(85%上昇)
・理由:経営環境悪化のため上場維持したままの再建は困難と判断
・時価総額:約6億円(発表前)
[株価]
・発表2ヶ月前は92円程度で推移
・発表1ヶ月前から急落で65円程度まで落ちる
・発表当日には100円程度まで急騰(情報漏れ)

◎日本医療事務センター(東証2部)
・発表日:9月16日(通常日)
・方式:MBO 530円(56%上昇)
・理由:収益悪化・米投資会社カーライルが関係
・時価総額:約80億円(発表前)
[株価]
・発表2ヶ月前までは340円程度で推移
・発表1ヶ月前でも目立った変化はない
・発表当日も変化なし

◎ヤマトマテリアル(ジャスダック)
・発表日:10月21日(中間決算発表日)
・方式:MBO 585円(58%上昇)
・理由:非公開化により経営の機動性と柔軟性を高める
・時価総額:約15億円(発表前)
[株価]
・発表2ヶ月前は410円程度で推移
・発表1ヶ月前から370円程度まで落ちる
・発表当日は変化なし(390円程度)

◎バルス(東証1部)
・発表日:9月2日(中間決算発表日)
・方式:MBO 100,000円(47%上昇)
・理由:非公開化により経営の自由度を高める
・時価総額:約110億円
[株価]
・発表2ヶ月前は73000円程度で推移
・発表1ヶ月前から68000円程度まで落ちる
・発表当日は変化なし(68000円程度)

◎立飛企業(東証2部)
・発表日:8月30日(通常日)
・方式:MBO 6,300円(54%上昇)
・理由:新立川航空機との複雑な相互関係を解消
・時価総額:約560億円
[株価]
・発表2ヶ月前は4500円程度で推移
・発表1ヶ月前から4100円程度まで落ちる
・発表当日は変化なし(4000円程度)

◎新立川航空機(東証2部)
・発表日:8月30日(通常日)
・方式:MBO 5,200円(108%上昇)
・理由:新立川航空機との複雑な相互関係を解消
・時価総額:約280億円
[株価]
・発表2ヶ月前は3800円程度で推移
・発表1ヶ月前から2500円程度まで落ちる
・発表当日は変化なし

――― 気になったこと ―――

発表1ヵ月半前ぐらいから大幅下落する銘柄がいくつかありました。

【株式投資に活かせるポイント】
私の場合、もともと「小型株&固定比率の低い企業」を狙っているので、TOB投資を特に意識しようとは思いません。当たればラッキーという感じです。

2011年11月13日

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17歳でMac購入。21歳で株式投資開始。24歳で独立(IT系)。26歳で法人設立。31歳でヘアサロン事業開始。今は一流の投資家になるために猛勉強中です。
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