成長株は感覚で探す。割安株は数値で探す。暴落株は遊び感覚で軽く参加(相場感覚を磨く)。
※数値条件は日経平均8500円の時点の基準です。
――― 共通のNG条件 ―――
◎株価水準が50%以上の企業(高値水準)
◎話題の企業(テレビ、世間、大幅増収増益)
◎子会社 or 大株主がいない
◎製造業(あまり詳しくないので避けます)
◎人々に不利益を与えるビジネス(消費者金融など)
――― 探し方(1) 自分が利用している企業 ―――
自分が利用している企業は「良い企業」である可能性が高いです。身の回りで利用している商品やサービスをリストアップしてみましょう。もしくは「欲しいと思っている商品やサービス」でもOKです。
≪条件≫
・絶対:時価総額 500億円以下
・推奨:PER 10倍以下
・推奨:ROE 8%以上
・推奨:配当利回り 2.5%以上
・推奨:株主資本比率 50%以上
――― 探し方(2) 暴落銘柄で逆張り ―――
悪いニュースにより暴落している企業。例えば、東京電力(原発問題)、野村證券(ギリシャ危機)、オリンパス(損失隠し問題)、任天堂(3DSの失敗&スマホの影響)など。ギャンブル的要素が強いのでリスクを十分に管理すること。判断力を磨くため、そのときの思考を記録しておくことが大切です。
≪条件≫
・時価総額 制限なし
――― 探し方(3) スクリーニングで割安株発掘 ―――
スクリーニングは「よく知らない銘柄に手を出しがち」なので好まないのですが、「時価総額の優位性」と「自分の目でビジネスを判断する」という要素を加えればある程度は使えると思います。投資銘柄数が足りないとき(分散度が低いとき)に使います。
≪条件≫
・絶対:時価総額 100億円以下
・推奨:PER 8倍以下
・推奨:ROE 8%以上
・推奨:配当利回り 3.8%以上
・推奨:株主資本比率 40%
(2011年11月10日・日経平均8500円・該当58件)
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![]() | 運営者:かなめ 住まい:群馬県 生まれ:1980年 |