株式投資の本質は「企業を所有して配当金を受け取ること」です。「(長期的な意味で)より多くの配当金が得られる企業(銘柄)を探すこと」が優れた投資家の目的となります。
家賃を受け取ることが目的の不動産投資(賃貸経営)と似ていますね。
また、投資と言うと「リスクを背負って投資資金を預け、大きく育ててもらう」というイメージがありますが、株式市場での投資の場合はすでに成熟ぎみの企業が多く、「起業の応援」というよりは、成熟企業の所有権を名義変更するというほうが適切なイメージです。
そういった意味では大企業への投資は「リスク&リターンの高い債券」というほうが実態に即しているのではないでしょうか。
また、キャピタルゲイン(売買益)に関しては、本来の意味である「企業が大きく育ったことによる利益」ではなく、「大衆心理による短期的な株価の変動」によって得られるケースがほとんどです。
短期的なキャピタルゲイン狙いは「投機(ギャンブル)」であり、株式投資の本質とはかけ離れたものです。短期トレードのプロたちにカモられないように気をつけてください。
「株式投資は配当金を得るためのもの」という考えをベースに置いておくと、初心者でもリスクの少ない真っ当な投資として取り組むことができます。
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![]() | 運営者:かなめ 住まい:群馬県 生まれ:1980年 |